【SMシーズン1】シングルレート2000 ジュモクパル積みサイクル
みなさんこんにちは。シーズン2の過去作解禁レートを楽しんでるところだと思いますが今回はSMシーズン1の使用構築について書こうと思います。
最終&最高レートともにこのような結果となりました。なんとか2000に乗せることができてよかったです。
【パーティコンセプト】
まず今作では新要素のZ技によって突然の大ダメージをくらうことが想定され、「受け」が崩されやすくなっていると思い、とんボルチェンなどの従来のサイクルパーティは回しにくいと考えました。そこで強力な抜きエースで全抜きを狙える積みサイクル(積みリレー)構築の方が使い易いと考えこの構築に至りました。
ではパーティ紹介に移ろうと思います。今回のパーティはこの子たち。
【2/20更新】QRレンタルチーム公開しました。ぜひ使ってみてください!
ビーストブースト
臆病HSベース 180(172)-x-100(68)-194(4)-93(12)-148(252)
10万/めざ地/催眠/蛍火
調整はmaikeruさんのブログからお借りしました。
抜きエースその1。
新ポケでエースになりうるポケモンを探していたらC173でなおかつ蛍火を覚える怪物を発見し即採用。後攻Z催眠により当たれば確実に蛍火を積むことができ、抜き性能はかなり高いです。蛍火を積むことを前提にしているのでHSベース。めざパは地面にしているのでガラガラ(R)や電気タイプにも勝てます。また最速にしてあるためZ催眠後に準速スカーフテテフを抜くことができ、スカーフテテフで止めようとしてくる相手によく刺さりました。ただし最速フェローチェは抜けないので注意が必要です。
パルシェン@襷
意地っ張りAS 125-161(252)-201(4)-x-65-122(252)
氷柱針/ロクブラ/礫/殻破
抜きエースその2。
デンジュモクの苦手なガブなどの地面をみるために採用。今作でもスキルリンクによる抜き性能は健在でこのパーティのMVP。ガブはもちろんメガマンダも多いこの環境に刺さっていました。最速スカガブは破った後でも抜けないので持ち物を判断して礫と氷柱針を打ち分けていました。
→→→
ハッサム@メガ石
むしのしらせ→テクニシャン
(メガ1構築のためトレース警戒でむしのしらせ)
意地っ張り 175(236)-200(252)-120-x-103(20)-85
メガ後→175-222-160-x-123-95
バレパン/蜻蛉/剣舞/羽休
H:16n-1
A:+2バレパンでH4コケコを高乱数1(87.5%)
残りD
抜きエースその3。
抜きエースでありながら受けもこなせるこのパーティの潤滑油的存在。役割対象はカプ系やフェアリー、マンムー、オニゴーリなどです。蜻蛉返りを採用しているため、後攻とんぼから抜きエースにつなげる動きやバレパンによる最後の掃除役など器用な立ち回りもできるのが相変わらず強かったです。強力な炎タイプが環境にいなかったのも追い風でした。
ウインディ@炎Z
威嚇
控えめ 188(180)-117-101(4)-165(236)-102(12)-125(76)
燃え尽きる/めざ氷/神速/鬼火
B<D調整
C:極振りしてもガブリアスへのめざ氷の乱数が動かないため236振り
S:最速テッカグヤ抜き
残りH
ダメ計
ウインデイ→ガブリアス
めざ氷: 78.2%〜93.4%
神速: 16.8%〜20.1%
今回の炎枠。新技もえつきるの獲得によってガブに後投げされても勝てるようになったのが強い。対面でもめざ氷→神速により高乱数で勝つことできる恐ろしい対面性能を持っています。炎Zを持たせることで火力の底上げ、もえつきるの再利用ができるようにしています。鬼火は裏からギャラドスがでてくるときや耐久メガマンダに打ちます。今作では火傷の弱体化により空元気マンダがいなかったので使いやすかったです。鋼の多いこの環境では必須な炎枠でした。
カプ・ブルル@ビアーの実
グラスメイカー
意地っ張りHA 177(252)-200(252)-135-x-115-96(4)
ウドハン/ウドホーン/宿り木/挑発
ここまででで辛いギャラドスと地面の一貫を消すために採用。グラスフィールド下でのウドハンの火力はすさまじくガブリアスを高乱数で落とすことができます。持ち物はガブに後出しできるようビアーの実を採用。また、やどりぎにより器用に立ち回ることもできます。挑発はピクシー対策で入れたのですが打つ機会はありませんでした。
カプ・テテフ@スカーフ
サイコメイカー
臆病CS 145-x-96(4)-182(252)-135-161(252)
サイキネ/ムンフォ/めざ炎/10万
ルカリオやガブリアスなどのストッパー兼最後の掃除役として採用。最速スカーフにすることで最速Z催眠デンジュモクや意地スカガブなどの上をとることができ、かなり強かったです。サイコフィールドによって先制技を受け付けなくなることによる対面性能の向上を実感しました。ただし、こちらのハッサムやパルシェンの先制技も使えなくなってしまうので注意です。技はメインウエポンのサイキネムンフォは確定で、ハッサムを処理できるめざ炎と削れたテッカグヤを倒せる10万にしました。10万の枠はガルドを見られるシャドボと選択でいいと思います。控えめでないので火力が微妙に足りないこともあり、できれば削りをいれてからテテフで〆るという形に持って行きたいところ。メガマンダは耐久振りでなければムンフォ確1で落とせます。
【選出&立ち回り】
①パルジュモクテテフ
基本選出その1。
パルジュモクにより積極的に全抜きを狙っていき、最後はテテフで〆る形。相手の鋼枠がカグヤのときやメガマンダがいるときに選出します。前のめりな選出でかなり強いです。
②ハッサムパルジュモク
基本選出その2。
この構築はパルシェンに弱いため相手にパルシェンがいた場合はハッサムから入る必要があります。ジュモクの苦手なミミッキュやゴーリがいる相手にもハッサムは選出したいです。後攻蜻蛉からのエース降臨→全抜きの形も積極的に狙っていきます。
③ウイン+@+@
裏選出その1。
相手に鋼が2枚以上いるときやジュモクで厳しいガブフェローチェが気になるときに。対面的に動くことが多く、残り2枠は相手のパーティに合わせて選出します。
④ハッサム+ブルル+@
裏選出その2。
相手にギャラドスがいるときやガブ、ミミッキュなどによりジュモクの通りがわるいときに。基本的にジュモクは障害となるポケモンが2匹以上いるときには選出しません。ブルルとハッサムでサイクルを回してダメージを与えていきます。
【総括】
デンジュモクとパルシェンの抜き性能は凄まじいものがあり、決めることができれば全抜きを容易にすることができました。しかしZ催眠はやはり命中に難があり2回打てる状況でないと運頼みになってしまいます。2回打てば当たる確率は84%なので有利対面で積極的に打つのが強いと感じました。このパーティは地面が一貫しているためガブリアスが重く、ガブに強いポケモンを多く入れましたがそれでも選出されると辛いポケモンでした。(やはりガブは主人公(>_<))2000にやっと乗ったような構築でまだまだ構築も立ち回りも甘いですが、新環境で納得のいく構築ができ満足しています。次は2100を目指して頑張りたいです。ここまで読んでくださりありがとうございました。